大人気マンガ『チェンソーマン』の第2部がスタートしてツイッターのトレンドになるほど話題となっていましたね。ついでにいうと“田中脊髄剣”もトレンドになっていました。
更にアニメ化も近いということもあり、まだまだ人気度は急上昇していくと思われます。
そして『チェンソーマン』に登場するマスコット的存在のポチタ。デンジにとって家族のような存在であり、大事なパートナーです。
子犬みたいな見た目でとても可愛らしいですが、実はチェンソーの悪魔で他の悪魔からも恐れられるほど、強力な能力を持っているんです。
今回はポチタの正体やデンジとの出会いや契約について、そしてまだ明かされていない謎についても考察していきます。
目次
ポチタとデンジとの出会い
デンジの父がなくなり、莫大な借金だけが残り人生のどん底にいたときに、ポチタと出会いました。
でもその時のポチタは傷を負い弱っていて瀕死の状態でした。
弱ったポチタを放っておくことができずデンジは自分の血を与えます。
その代わりにポチタも自分のことを守ってくれ。という条件でポチタを助けます。
ポチタがデンジの心臓となることでチェンソーマンになる
その後は借金取りに追われながらも、デンジとポチタはパートナーとなって悪魔を倒すデビルハンターとして日銭を稼ぐ貧乏生活を送るようになるのですが、ある日、ゾンビの悪魔と悪魔に操られたヤクザたちに背後から襲われ、デンジとポチタは死亡し身体をバラバラにされてしまいます。
偶然、デンジの血がポチタの口に入ったことで、まずポチタが復活。
ポチタは生前デンジが「自分が死んだら身体をあげるから普通に生きて普通に死ぬという夢を叶えてほしい」と言っていたのを思い出します。
ポチタは“心臓をデンジにあげる代わりにデンジの夢を自分に見せてほしい”と新たな契約を交わし、ポチタはデンジの心臓となったことで、デンジはチェンソーマンに変身します。
ポチタの正体は?
結論からいうとポチタの正体は『チェンソーの悪魔』です。
ですがもう少し詳しくいうとポチタの真の正体は『地獄のヒーロー・チェンソーマン』で、悪魔たちからも恐れられたり、崇拝されたりするような悪魔の中のカリスマ的存在だったのです。
子犬のような可愛らしい姿をしていたのは、単純に弱体化してい本来の力を失っていたからだと思われます。
ポチタ=地獄のヒーローチェンソーマンの能力
では、なぜポチタ=地獄のヒーローチェンソーマンの能力は同じ悪魔たちから恐れられる存在なのか?
それは、ポチタ=地獄のヒーローチェンソーマンの恐るべき能力にあります。
本来悪魔は殺されても復活するのですが、チェンソーマンに食べられた悪魔は復活することなく、概念ごと消滅してしまう。存在も記録も記憶もなかったことにされる。という特殊能力を持っていたんです。
そのため、チェンソーマンの世界では、「ナチス」「核兵器」「第二次世界大戦」「エイズ」といった存在がないことになっています。
チェンソーマン第2部では“戦争の悪魔”が登場しますが、98話の最後に
「待ってろチェンソーマン・・・核兵器を吐き出させてやる・・・!」と言っています。
この発言から察するに“戦争の悪魔”と“地獄のヒーローチェンソーマン”は過去に戦ってことがあり、核兵器を食べられた、そのため核兵器という概念そのものがなくなったと推測できます。
また、チェンソーマンは地獄で誰かに助けを叫ばれるとやってきて、叫ばれた悪魔も、叫んだ悪魔も容赦なく惨殺し、もし自分が殺されたとしてもチェンソーのエンジンを吹かし何度も復活し蘇る滅茶苦茶な存在です。
その特殊能力の異常さと残虐性から良くも悪くもマキマを含め、多くの悪魔たちに目をつけられていました。
ポチタの正体は『チェンソーの悪魔』じゃない?
ポチタは『チェンソーマンの悪魔』と言われていますが、本当は違うのではないかと考察されています。
悪魔は、恐ろしい名前ほど強いといわれています。
確かに、チェンソーも物騒なイメージがありますよね?ホラー映画でもよく見かけるくらいです。
ですが、食べた悪魔の存在・概念をまるごと消すという神がかった能力はチェンソーという機物のルールを大きく逸脱しています。
ウィキペディアでは“ポチタ=チェンソーの悪魔”のように書かれていますが、実は作中ではチェンソーの悪魔と言われたことってあまりないんですよね...
デンジの場合もデンノコ悪魔って言われていましたから・・・
なので、ポチタはチェンソーの悪魔ではなく、もっと恐ろしい名前の悪魔だと言われています。
ポチタは犬ような可愛らしい姿をしていますよね...?
犬は英語で“DOG”です。でも逆から読むと“GOD”つまり「神」になるんです。
もしかしたらポチタは「神の悪魔」であり、ポチタが犬の姿をしているのは伏線という可能性もありえます。
ポチタの銃創のような傷跡
デンジと出会ったとき、ポチタは傷負い弱体化していましたが、その傷がまるで銃で撃たれたような傷跡でした。
幸いにもデンジに血を与えられたことでポチタは生き長らえることができましたが、誰があの圧倒的な強さを誇るポチタ(チェンソーマン)を瀕死の状態まで追い詰めたかは未だに謎のままです。
銃創のような傷跡から察するに『銃の悪魔』と戦い、その時に負傷したのではないかと思われます。
そう、後に死亡した早川アキに取り付くあの銃の悪魔です。
銃の悪魔はチェンソーマンという作品になかでも最強クラスの悪魔として描かれていて、5分ほどしか大陸に上陸していなかったにも関わらず、死者120万弱という絶大な被害出すほどの災害レベルの強さを持っています。
そして13年前に世界中で暴れまわったあと何故か姿を消しますが、73話にて実は銃の悪魔はすでに倒されていることが判明しました。
誰に倒されたかは、未だ不明なんですが、銃の悪魔と戦ったのが実は「ポチタ(チェンソーマン)」で、なんとか勝ったものの負傷してしまったのではないかと言われています。
現代最強クラスの銃の悪魔に勝てる悪魔なんてそうそういませんからね。
ですが、もうひとりチェンソーマン2部に登場する『戦争の悪魔』という可能性もあります。
「戦争の悪魔」の「核兵器を吐き出せさてやる・・・!」という発言から、過去に「ポチタ(チェンソーマン)」と戦ったことがあり恨みを抱いているようでした。
戦争でも当たり前のように銃を使うので、銃創のような傷跡をつけられたとしても不思議ではありません。
なのでポチタ(チェンソーマン)を負傷させたのは、『戦争の悪魔』とういうことも十分考えられます。
ポチタの夢
ポチタには夢がありました。
それは『誰かに抱きしめてもらうこと』です。
簡単なことと思うでしょうが、ポチタはあまりにも強すぎたためそれが難しかったと言います。
でもそんなポチタを抱きしめ家族のように大事にしたのがデンジです。
恐怖の対象として見られ寂しい思いをしてきたポチタにとってデンジは何よりもかけがえの無い存在だったのでしょう。
そしてポチタは最終回で対等の関係を欲しがっていた“支配の悪魔”を「抱きしめてあげて」とデンジに伝えます。
マキマは支配の悪魔と契約していましたが、最終的にデンジに負け定食にされて食べられることになり、チェンソーマンであるデンジに食べられれば復活しないと思いきやナユタという女の子となって転生しました。
そしてデンジは、ナユタ=支配の悪魔を抱きしめて眠り、第1部はそこで終わりとなります。
デンジに抱きしめられ、愛情を受けたナユタが第2部でどのように関わってくるのかが楽しみです。
まとめ
今回はチェンソーマンに登場するポチタについてまとめてみました。
見た目は子犬のようで可愛らしいですが、その心の正体は『地獄のヒーローチェンソーマン』であり食べた存在を消滅させるという滅茶苦茶な能力を持っていることもわかりました。
ですが実際のところ「チェンソーの悪魔」かどうかは不明です。
チェンソーという物体からは考えられないくらいの神がかった能力を持っているからです。
ポチタについて深堀してきましたが、まだまだ多くの謎に包まれています。
第2部ではどのような活躍が見られるのか楽しみですね。
・ポチタの正体、能力について
・ポチタの謎、本当はチェンソーの悪魔じゃないかも・・・
・デンジとポチタの出会い、そして契約
・ポチタの銃創のような傷跡、過去になんの悪魔と戦ったのか?