狗巻棘は死亡した?腕はいつ誰に切られた?現在はどうしてる?治る可能性は?【呪術廻戦】

出典:https://jujutsukaisen.jp/character/

狗巻棘は、『呪術廻戦』に登場するキャラクターの一人です。

彼は、呪術高等専門学校東京校2年生で、「呪言」という術式を持つ準1級呪術師です。

そんな狗巻の左腕が失われている姿が描かれたのは、単行本16巻の第137話。

『呪術廻戦0』の主人公・乙骨憂太が、「渋谷事変」後に、呪術界の上層部である総監部を訪れた場面でのことです。

そこで、今回は

・狗巻棘の腕は、いつ誰に切られたのか?

・死亡説は本当なのか?あるいは、現在はどうしているのか?

・狗巻の腕が治る可能性はあるのか?

について考察していきたいと思います。

※本記事は『週刊少年ジャンプ』2023年32号掲載の第228話現在までの情報をもとに考察します。

狗巻棘ってどんなキャラ?

まずは、狗巻棘について簡単に紹介します。

『呪術廻戦0』にも登場していた狗巻ですが、『呪術廻戦』での初登場シーンは、単行本2巻の第10話です。

同級生の禪院真希、パンダと共に、1年の伏黒恵、釘崎野薔薇のもとに現れた狗巻。

彼は、作中一のイケメン五条悟ほどではないですが、端正な風貌から美少年ポジションとされています。また、音量を絞るために、口元を隠す制服を着用しているのが特徴です。

そして、何よりも個性的なのは、その喋り方。

狗巻は、おにぎりの具で会話をします。

しゃけが肯定で、おかかが否定。それ以外の具の詳細は不明です。

呪言とは呪力を言葉に乗せて相手に放つ術式で、何気ない言葉で他人を傷つけてしまう恐れがあります。そのため、狗巻は日常生活でも語彙を絞っているのです。

しかし、彼と親しい者達は例えおにぎりの具であっても意思の疎通が可能で、会話が成立しているのが面白いところです。

呪言師って何?

次に、狗巻の術式である呪言について解説します。

呪言というのは、作中でも非常に珍しい術式です。なぜなら、呪言師の家系は、狗巻家しか存在していないためです。

基本的に、呪術師の家系は、御三家と呼ばれる五条家・禪院家・加茂家を筆頭に、相伝の術式を継ぐ者が生まれることを願い、家系や術式を維持し、更には拡大することに尽力しています。

しかし、狗巻家は、呪術界ではアウトローな家系で、家系から呪言師を絶やしていくという方針を取っています。とは言え、たまに呪言の術式を持つ者が生まれることがあり、狗巻棘はそのようにして誕生しました。

呪言は、拡声器で音量を上げて届く範囲を拡大したり、電話を使って会話したりしても効果を発揮できます。

強力な術式ですが、威力の高い呪言や格上相手の場合、狗巻の喉へのダメージも大きいです。そのため、彼は、「ノドナオール」という喉薬を常に持ち歩いています。

狗巻棘の腕はいつ誰に切られた?

さて、いよいよ、本題に入ります。

狗巻棘の腕は、いつ誰に切られたのでしょうか?

これに関しては、最初に述べた、乙骨が総監部を訪れた際の発言により結論が出ています。

「彼は渋谷で狗巻君の腕を落としました」

「虎杖悠仁は僕が殺します」

つまり、虎杖悠仁を器として受肉した呪いの王・宿儺が、狗巻の左腕欠損の原因だということです。

宿儺が渋谷で伏魔御廚子を展開

宿儺は、渋谷で、自分の思惑のため死なれたら困る伏黒を助けるべく、伏黒が召喚した「八握剣異戒神将魔虚羅」に対し、領域「伏魔御廚子」を展開しました。

伏魔御廚子は、必中効果範囲に、斬撃が絶え間なく浴びせられる領域展開です。

この時の必中効果範囲は、伏黒への影響を考慮して、半径140メートル。

狗巻のことを話している非術師の女性が、一瞬で切り裂かれる様子が描かれています。

狗巻は、12巻の第100話で、渋谷駅の前でメガホンを持ち避難誘導をしており、その際には虎杖とも会話していました。

また、13巻の第113話では、オガミ婆によって降霊された伏黒甚爾と交戦中の伏黒恵も、「狗巻先輩のおかげで一般人も改造人間もはけてる」と回想しています。これは、伏黒が魔虚羅を召喚する少し前の出来事です。

したがって、宿儺が渋谷で伏魔御廚子を展開した際に、狗巻が必中効果範囲近くに居たことは間違いないと判断できるでしょう。

左腕を失った狗巻はどうしている?

狗巻にとって、左腕だけが必中効果範囲に入り、生き延びることができたというのは、不幸中の幸いであったと言えるかもしれません。

なぜなら、手を使って掌印を結ぶことで、術式を発動したり領域展開をしたりする呪術師が大半を占める中、呪言師の狗巻が失ってはならないのは喉だからです。

ここで、単行本16巻第137話、狗巻の左腕が失われている場面について、詳しく見てみます。

彼は、左上腕から下が欠損した状態で、そこには包帯ではなく呪符のようなものが巻かれています。これは、特級呪物である宿儺の指を封印するため巻かれていたものに似通った模様にも見て取れます。

狗巻のこの状況について、いくつかの可能性を考えてみました。

・呪力の漏出を防ぐため(呪力コントロールが欠損によりできなくなっていた)

・治療的な行為のため(反転術式での治療では、傷口を塞ぐことしかできなった)

・宿儺の斬撃による残穢を封印するため(宿儺の領域展開による残穢を危惧した)

・総監部により拘束されているため(呪言師の術式は脅威であり、縛りとして呪符を用いた)真実は明かされていませんが、何らかの理由がありそうです。

狗巻は死亡したのか?腕は治る?

獄門疆に封印されて以来、登場しなかった五条悟と同様、狗巻の姿も長く描かれることはありませんでした。

最後に描かれたのが、左腕を失い、呪符のようなものを巻かれているという衝撃的な姿でもあり、狗巻棘の死亡説が噂になったのだと考えられます。

また、狗巻の左腕が治る可能性についてですが、残念ながら低いと思われます。

左腕が治る可能性が低い理由

その理由は、宿儺の伏魔御廚子による斬撃で腕が失われているため、跡かたなく消失したと考えられるからです。

肉体の消失した部位を反転術式で復元可能なことが確認されているのは、宿儺と羂索のみ。

例外として、術式にデフォルトで領域展開が組み込まれている秤金次(呪術高専東京校3年)が、領域展開「坐殺博徒」の無敵モード中に、フルオートの反転術式で治癒できるくらいです。

実際に、宿儺に騙され一命を落としかけた来栖華について、呪術高専医師の家入硝子が「私の反転術式では、これが限界だった」と語り、失われた右腕は復元できていません。

狗巻の再登場シーンは?

単行本16巻の第137話以降、姿が見られず、以後どうなったのか心配されていた狗巻棘。

彼が再登場し、無事な姿を見せたのは、『週刊少年ジャンプ』2023年20号に掲載された第220話です。

五条悟の獄門疆封印からの復活を待つ集団の中、狗巻もその一人として呪術高専の制服姿で描かれています。

また、五条悟復活後、24号掲載の第222話には、狗巻が乙骨と歩きながら会話をするシーンがあります。

乙骨と歩きながら交わした会話

乙骨は、狗巻の腕のことは虎杖本人には話していないと語り、狗巻は「しゃけ。しゃけ」と答えています。乙骨は「あれは宿儺がやったことだ。彼が背負うべきじゃない」とも言っており、狗巻は「すじこ」と返しました。

続けての乙骨の「ありがとう。使わせてもらうよ」という言葉が何を意味するのかは、32号掲載の第228話時点では判明していません。

乙骨の術式は、模倣(コピー)です。

彼は、禁忌の呪言や呪言の奥義のようなものを、狗巻から伝授されたのかもしれません。

また、可能性としては低いですが、狗巻の失われた腕の一部が残っていたとしたら、それを乙骨の外付けの術式と呪力の備蓄を担う「リカ」が取り込んだことも考えられます。

現在の狗巻は?

『週刊少年ジャンプ』2023年32号掲載の第228話現在、五条悟と宿儺の激闘が描かれています。

狗巻は、24号掲載の第222話で、戦いに赴く五条を激励する学生や教師たちの中にも登場し、五条を蹴って励ましています。

また、28号掲載の第225話からは、冥冥により中継されている五条と宿儺の戦いを、呪術師一同が議論しながら観戦する姿が描かれていますが、そこには狗巻も居ます。

観戦組は、五条の後詰めとして控えている状況とも窺えますので、今後、狗巻が呪言師として参戦する機会があるかもしれません。

まとめ

最後に、今回考察してきたことについて、まとめたいと思います。

狗巻棘は、「渋谷事変」時に渋谷にて避難誘導中、宿儺の領域展開「伏魔御廚子」の必中効果範囲に居たため、その斬撃を浴びてしまい、左腕を失いました。

左腕を失って呪符のようなものを巻かれた姿が描かれて以降、狗巻は長く登場機会が無かったことにより、死亡説も取り沙汰されましたが、現在は生存が確認されています。

残念ながら、彼の失った腕を復元する方法は無く、治る可能性は低そうです。

しかし、呪言師の狗巻は、呪言という術式を失ったわけではありません。

今後、狗巻が再び活躍する姿を楽しみにしたいですね。

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