出典:https://jujutsukaisen.jp/character/index_1st.php
呪術廻戦の主人公である虎杖悠仁。
虎杖悠仁は、宮城県仙台にある杉沢第三高校に通う一年生でしたが、呪霊と戦うため呪力を手に入れようと宿儺の指を飲み込み宿儺の器になりました。
呪術高専に入ってからは1級術師に推薦されるほどの実力を発揮してきました。
しかし、呪術廻戦212話で宿儺が虎杖の小指を呪具化させて伏黒恵に受肉してしまいます。
その後214話で宿儺と対峙する虎杖悠仁は、人間離れした身体能力や、反転術式のように驚異的な回復力を見せます。
そこで今回は、虎杖悠仁の覚醒について下記の順番で解説・考察していきます。
・虎杖悠仁は覚醒したのか?
・虎杖悠仁の術式は?
・虎杖悠仁の正体とは?
目次
虎杖悠仁とはどのような人物?
冒頭でも紹介したように虎杖悠仁は呪術廻戦の主人公です。
作中で詳しく明かされていませんが、虎杖悠仁は宮城県で祖父の倭助と一緒に暮らしていました。ですが倭助は1話で病院で他界してしまいます。
倭助は亡くなる直前に虎杖悠仁に「人を助けろ」と遺言を残します。
虎杖悠仁は倭助の遺言を守るためにも、呪霊に襲われた先輩や伏黒恵を助けるために行動し、呪力を得るために宿儺の指を飲み込んで宿儺の器になります。
そのせいで虎杖悠仁には秘匿死刑が決定されますが、呪術高専教師である五条悟の計らいで執行猶予がつき、呪術高専の生徒になりました。
虎杖悠仁は呪術高専の生徒になり、呪力について学んだ悠二は一級術師に推薦されるほどの実力を持つようになります。
また、虎杖悠仁は、渋谷事変で特級呪霊である「蝗GUY」や「真人」を祓うことに成功しています。
渋谷事変後の143話で描かれた虎杖悠仁の過去の夢から、母親の虎杖香織の額に羂索と思われる額に縫い目があること、祖父である倭助の発言から香織は亡くなっているという発言から虎杖悠仁は羂索が生み出した人間であることもわかっています。
虎杖悠仁は覚醒した?
虎杖悠仁は覚醒したのでしょうか?
虎杖悠仁は、呪術廻戦213話で伏黒恵に受肉した宿儺に腹パンされてビルの間をいくつも吹っ飛ばされています。
そのまま倒れてしまった虎杖悠仁ですが、214話では歩いて宿儺の元に向かう様子が見られます。
宿儺が身体から抜けている状態なので、ここでは本来の虎杖悠仁の身体能力になっているはずなのです。
元々1話でも、4階まで生身で登るほどの身体能力があった虎杖悠仁ですが人間離れしすぎていることで虎杖悠仁が覚醒したのでは?と考えられています。
他にも、虎杖悠仁は宿儺の元にジャンプで向かう際に足元のビルが決壊したり、宿儺も驚くほどの力を発揮しました。
また、虎杖悠仁は重面春太が半分になってしまったような宿儺の攻撃にも耐えていました。
これは宿儺自体が、呪力出力が落ちているためだと考えていましたが、虎杖悠仁は負った傷の出血もすぐに止まっています。
そのため虎杖悠仁が新しい能力を覚醒したのではないかと考えられるのです。
作中でははっきりとしていませんが、元々呪力が少なく呪霊を見たことがなかったはずの虎杖悠仁は、肉体から宿儺が出て行ったことで後天的な天与呪縛のフィジカルギフテッドが確立して覚醒したのではと考えられます。
フィジカルギフテッドは呪力が極端に少ないか、伏黒甚爾のように完全に呪力を持たないものの能力です。
真希も天与呪縛が覚醒した後の194話の戦いで、傷を癒す時間を求めるシーンがあります。
つまり天与呪縛には身体の回復力も常人離れしていることがわかります。
そのため、虎杖悠仁も天与呪縛が確立されたと考えられるのです。
虎杖悠仁の術式は?
次に紹介したいのは虎杖悠仁の術式です。
12話で五条悟に言われているように虎杖悠仁に術式はありません。
五条悟はそのうち宿儺の術式が刻まれると考えていますが、本編でもその後宿儺の術式が使われた描写はありません。
虎杖悠仁の呪物への耐性
しかし虎杖悠仁はどんな呪物にも耐性があります。
なので、呪物を取り込むことでその呪物の術式を使用することは可能なのだと考えられます。
220話で虎杖悠仁は「なんでも喰ってやる」と言っていて、脹相にも兄弟たちのことを謝罪、脹相は「オマエの中で生きられるのなら」と答えていることから受胎九相図を取り込んだことは間違いありません。
兄弟である受胎九相図となればその術式も使用しやすいのではないでしょうか?
222話では、日下部と虎杖悠仁が乱取りをしているシーンが描かれていますが、虎杖悠二の見た目をした者が日下部に対して「虎杖」と呼びかけていることから虎杖悠仁がなんらかの術式を使っているのではと予想できます。
詳細はわかりませんが、精神の入れ替えのような術式を手に入れたのではと考えられるでしょう。
虎杖悠仁の正体とは?
結局のところ虎杖悠仁の正体とはなんなのでしょうか?
虎杖悠仁の過去の記憶や、脹相の血の繋がりを感じられる能力から虎杖悠仁は羂索が生みの親の1人だとわかります。
羂索が虎杖悠仁を生み出すことでなにをしようとしていたのかは203話で、「強いていうなら器であることが役割」と言っていますが、詳しくは明らかになっていません。
しかし、216話で羂索は宿儺の『浴』に興味を示しています。
ここで気になるのが、浴に関する羂索の説明です。
羂索による浴の説明
本来の浴は器物を呪具化する儀式で、蠱毒に器物を十月十日漬け込むものだと説明しています。
十月十日と聞くと皆さんにも思い浮かぶものはありませんか?
浴の期間は、人間の妊娠期間と一致するのです。
さらに虎杖悠仁は人間にとっては猛毒であるはずの宿儺の指にも耐性がありました。
つまり、蠱毒につけ込まれた赤子を羂索は作ったのではないでしょうか?
だからこそ虎杖悠仁は呪いの毒に耐性があり、呪具の器になりうる人間に育ったのではないでしょうか?
つまり、虎杖悠仁と羂索の関係は親子であり、羂索の実験対象なのです。
今後虎杖悠仁はどうなるのか?
ここまで虎杖悠仁の覚醒や術式、正体について紹介しましたが今後虎杖悠仁はどうなるのでしょうか?
虎杖悠仁が受胎九相図を取り込んだのは、宿儺を倒すために呪力を得るためです。
そこで手に入れた能力が精神を入れ替えるようなものなことから、宿儺の中にいる伏黒恵を救おうと考えているのではないでしょうか?
223話からは五条悟と宿儺のタイマンが描かれていますが、宿儺を倒してしまったら肉体の持ち主である伏黒恵にも何があるかわかりません。
五条悟は、虎杖悠仁が一度死んでることからなんとかなると考えているようですが、宿儺の能力で生き返っていることから望みが高いとも言えません。
ここで虎杖悠仁は、自分にまた宿儺を取り込んで死ぬことを考えているのではないでしょうか。
今はまだ五条悟と宿儺のタイマンが描かれているので今後どうなるかわかりませんが、主人公である虎杖悠仁の活躍にも今後目が離せません。
まとめ
最後に今回考察した内容をまとめたいと思います。
虎杖悠仁は元々身体能力が高いだけの高校生でしたが、宿儺を取り込んだことで呪術高専の生徒になりました。
死滅回遊変では、宿儺に呪具化されて宿儺の器ではなくなり、人間離れした身体能力を発揮していることから後天的天与呪縛が覚醒した可能性が高いです。
しかしまた受胎九相図を取り込んだことで呪力を手にしているので、天与呪縛は消失しているでしょう。
その代わり新しい術式を使えるようになり、今後の展開に役立つのではと思われます。
そして虎杖悠仁の正体は、羂索に生み出されたどんな器にもなりうる人間です。
今は五条悟と宿儺のタイマンで出番が少ないですが、主人公として今後の活躍が楽しみですね。
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