國神錬介が闇堕ちして脱落？敗者復活はどうなった？【ブルーロック】

出典：https://bluelock-kc.com/characters/kunigami/

2018年、週刊少年マガジン（講談社）で連載が開始され、累計部数2800万部を突破し、アニメ放送から大人気となり、舞台も上演され、映画化やアニメも第二期の放送が決まっている「ブルーロック」。

ただのサッカー漫画かと思いきや内容はサッカーだけど、ただのサッカーじゃない。サッカーの細かいルールなど知らなくても楽しめる作品です。

そんな「ブルーロック」は沢山の魅力的なキャラクターが登場しますが、今回はファンの間で「闇堕ちした」といわれている國神錬介について解説していきたいと思います。

國神錬介とは？

「ブルーロック」に登場する國神錬介はオレンジ色の髪をしていて、登場するキャラクターの中でも「良い人」というイメージのキャラです。高い実力を持ちながらも二次選考で脱落し、その後暫く姿を現しませんでした。

しかし、再登場したときに目つきや雰囲気、発言などが大きく変化し、まるで人格が変わってしまったかのようになっていました。

この序盤と、再登場した時の変化から「闇堕ちした」と言われています。何が彼を変えてしまったのか詳しく見ていくことにしましょう。

國神錬介プロフィール

國神錬介は秋田県出身で、3月11日生まれの17歳。血液型はO型、身長は188㎝と背が高く体格に恵まれています。座右の銘は「正々堂々」。好きな食べ物はわかめスープで、嫌いな食べ物は牛乳でふやけたシリアル。性格は律儀で誠実、正義感が強くズルや汚いやり方を嫌い、スポーツマンシップにあふれ、時にはライバルでもあるチームメイトの相談にのったり、鼓舞して奮い立たせたりと、良心的な青年です。

「サッカーでスーパーヒーローになる」という壮大な夢を持っていて、幼いころにプロサッカー選手をみてから夢を追い続けているのです。

そんな國神錬介の声優は小野友樹さんです。「黒子のバスケ」の火神大我や「憂国のモリアーティー」のジョン・H・ワトソンなど、熱血キャラを演じることが多い小野さんは國神にピッタリですね。

國神の能力

また、最強のフィジカルを持つ國神の武器は、28メートルの射程内であればどんなに距離が離れていてもゴールを決めるという左足のミドルシュート。射程外でもゴールを決めたことも沢山あります。このシュートは威力はもちろんのこと、コントロール力も抜群です。しかし力が入りすぎると外してしまうという弱点があるため、弱点攻略の成長の過程で編み出された無回転ロングシュート。

この無回転ロングシュートは、左足のミドルシュートよりも威力が高く、ランダムな軌道を描くのでどんなゴールキーパーでも止めることが出来ません。

今のところ1回しか成功したことはありませんが、このシュートをものにしたら最強の武器になることは間違いありません。

國神が脱落した理由

國神は二次選考で1stステージを突破した後、千切豹馬・御影玲王と組み、3rdステージで潔・凪誠士郎・馬狼照英と3vs3で戦いますが敗北してしまいます。潔チームに千切を引き抜かれ2ndステージに降格。かなり僅差のゲームでしたが、馬狼が覚醒したことにより國神チームは負けてしまいました。

その後、試合に合意しない相手を片っ端から殴っていた士道龍聖に出会います。士道は自分が満足する相手ではないという理由だけで暴力を振るい降格させられてきたような國神とは正反対のようなキャラクターです。彼は五十嵐栗夢（イガグリ）と組んでおり、2vs2で戦うことになりましたが、破天荒な性格と圧倒的な実力の士道を前に敗北し、玲王が引き抜かれ國神は脱落することになりました。

そして、出口へ向かう國神の目の前に「敗者復活戦（ワイルドカード）」の扉が現れ、國神は敗者復活戦（ワイルドカード）へと進むのでした。

闇堕ちの理由

ファンの間で「闇堕ちした」といわれている國神ですが、実は闇堕ちした理由ははっきり書かれていません。

コミックス18巻155話で「敗者復活（ワイルドカード）」から唯一生還し登場するシーンでの表情と、その後の潔との会話。「おかえりヒーロー」への返し「俺はもうヒーローじゃねぇ。そんな青臭ぇ戯言は地獄に捨ててきた。覚悟しろ潔…」このセリフです！…えー國神ってこんなこと言う人じゃないよね！？その目つき何？…あの穏やかな目はどこに行ってしまったの？

このような二点から「闇堕ち」したと言われているのです。

ただ間違いなく、闇堕ちしたきっかけは「敗者復活（ワイルドカード）」の過程にあると考えられます。

敗者復活の内容

敗者復活のトレーニング内容や、最終的な一人の選考方法等は今のところ明らかになってはいません。

絵心甚八が敗者復活を用意した目的は世界最高峰の選手「ノエル・ノア」と同じ肉体を持つ選手を作ることです。「敗者復活戦（ワイルドカード）」とは、ノエル・ノアの身体能力に近づくことができた人間ただ一人が生き残れるサバイバルだったのです。

そして、國神は「敗者復活選（ワイルドカード）」を「地獄」と表現しています。強制的に異なる哲学をブチこまれ、強制的に両利きにされ、世界No.1プレイヤーのコピーを可能にするトレーニングはさぞかし壮絶なものだったと想像できます。

敗者復活後は

「新英雄対戦（ネオ・エゴイストリーグ）」において、敗者復活戦（ワイルドカード）から唯一生還した國神は絵心甚八からの特別推薦で潔と同じドイツチーム「バスタード・ミュンヘン」に加入することになります。

敗者復活で飛躍的に能力を伸ばし、成長していた國神はドイツチームの中でも3位という好成績をおさめ、ブルーロックの中で唯一スタメンを勝ち取るほどでした。

しかし、合理性を重視するドイツチームで自己中心的なプレーを繰り返しチーム内で浮いている状態になってしまいます。

ドイツチーム3選目、凪・玲王・千切のいるイングランドチーム「マンシャイン・C（シティ）」と戦った後、潔に「お前のように両利きになるにはどうしたらいいか？身体の使い方を教えて欲しい」と問われた時、ぶっきらぼうながらも「自分の体格とフィジカルがあったからたまたま出来ただけで、今の潔がやっても出来ないし、逆に変に筋肉や癖が付いてしまい今できてることも出来なくなってしまう可能性がある」と、潔が間違ったトレーニングで潰れないように忠告します。

この時潔は「やっぱいいヤツじゃん國神…」と思います。國神…根はまだ律儀で真面目な誠実さがのこっていたんですね。今後ブルーロックの仲間と交流することで、元に戻る可能性はあるのではないでしょうか？

まとめ

國神錬介は誠実で正義感のある真面目な性格をしていましたが、二次選考２ndステージで脱落後「敗者復活戦（ワイルドカード）」のトレーニングを経て別人のように変わってしまいました。

「闇堕ち」なのか「病み落ち」なのか…この理由は今のところ描かれておりませんが、カギになるのは間違いなく「敗者復活戦（ワイルドカード）」の内容です。

「敗者復活戦（ワイルドカード）」については、これまで絵心の説明や國神と潔との会話で少しずつ内容が明らかになってきています。今後も詳しい内容について、語られるシーンがあるかもしれません。

そして、まだ真面目さ、誠実さが残っている國神が元に戻れるのか、今後どう活躍していくのか、「サッカーでスーパーヒーローになる」という夢はどうなるのか等、気になるところがたくさんあってまだまだ目が離せませんね！今後の展開に注目です！