【チェンソーマン】未来の悪魔は早川アキとどんな契約をした?ノリノリダンスの未来の悪魔の正体、能力ついて考察

チェンソーマンのOPでノリノリ踊る悪魔が話題となりTwitterでもトレンド入りしていましたね。
そうあの「未来の悪魔」です。

原作ではそこまで登場シーンが多いわけではないですが、後にチェンソーマンで1位か2位を争うくらいショッキングな場面で登場するため、かなり重要なキャラと言えるでしょう。

ですが、あのノリノリに踊るぱっとみふざけた「未来の悪魔」のことをそこまで詳しく知らないという人もいるかと思います。

そんな人のため、今回はチェンソーマンに登場する「未来の悪魔」についてまとめていきます。

💡ここがわかる!

・チェンソーマンに登場する「未来の悪魔」について
・「未来の悪魔」の能力や契約について
・「未来の悪魔」と「早川アキ」との関係
・「早川アキ」の最悪な未来(※ネタバレ注意)

「未来の悪魔」とは?

「未来の悪魔」とは公安の地下に収容されている高位の悪魔で、名前の通り未来を見る力を持っています。

早川アキが狐の悪魔と呪いの悪魔を使えなくなったため、切り札として紹介されました。
また早川アキが最後に契約した悪魔でもあります。

作中の設定として、人間は悪魔と契約することが出来ますが、基本的に代償が必要です。

より強い悪魔であるほど、より強い代償が必要とされていますが、悪魔側と人間側が互いに納得すればその契約内容は自由となっています。

早川アキとの契約内容は“ある理由”から特例で「右目に住まわす」という特に代償らしい代償がないかなり安価な条件で契約しました。

契約は人間と悪魔の間でのみ成り立つもので、魔人とは契約自体が出来ません。

そもそも悪魔と魔人って何が違う?

悪魔とは、特別な力を持った存在で、人間がその物や事象について恐怖心を抱くことで生まれる怪物です。

例えば、人間は「トマト」に対する恐怖心は少ないので「トマトの悪魔」は弱いです。

一方で「銃」に対する恐怖は強いので「銃の悪魔」は相当な力を持っていることになります。

人間は「未来」に対しては漠然として不安などからくる大きな恐怖心があり、「未来の悪魔」もその恐怖心に相当する大きな力を持っていることになります。

見た目や能力は、その恐怖の対象となったものに準じた形になることがほとんどであり、人間に比べて非常に生命力が高く、血を飲むことで傷を治すことが出来ます。

一方で魔人人間の死体を乗っ取った悪魔のことです。

一見すると外見は人間に近いですが頭部に悪魔らしいツノなどが現れるのが特徴です。

特に変身などせず、そのままの姿で能力を使うことが出来ます。

「未来の悪魔」の外見

樹木で出来た人間のような姿をしており、神秘的でありながらも不気味さを感じる藤本タツキ先生ならではの繊細で力強いタッチが全身で表現されているように感じます。

作中では1本の足で立っており、キリストの様に両手をTの字で広げていることからも神々しさを感じる要因になっていると考えます。

頭部には6つの目があり、常に笑顔のために閉じた状態になっており、基本的に見開くことはありません。

自分との契約を望む者に大きな不幸や悲惨な死に方が見えたことで興奮した時には、閉じている6つの目を大きく見開くこともありました。

さらに、腹部に空いた大きな穴の中には「大きな開いた瞳」もあり、この部分で“他人の未来”を確認できます。

「未来の悪魔」の性格

陽気な性格で、常に「未来最高!」と叫んでおり、なぜか人間にも「未来最高」と叫ぶことをたびたび要求します。

早川アキの人生の悲惨な結末を知り、それを見届けるために破格の条件で契約したことからも分かるように、陽気な性格とは裏腹に内心ではとんでもない“陰湿さ”や”腹黒さ”も持ち合わせています。

戦闘においては早川アキを大いに助けましたが、たびたび「最悪の未来」を見せてはアキの苦悩を楽しんでいました。

アニメのオープニングではノリノリでダンスをする映像も流れており、ただただ陽気なキャラクターとしてとらえている視聴者も多いかもしれません。

「未来の悪魔」の能力

その「未来」の名前のとおり、未来の悪魔は「未来を予知する能力」を持っています。

そして契約者に対しては「数秒先の未来が見える能力」を与えています。


アニメ史において未来を先読みする能力は最強クラスの能力として扱われることが多く、チェンソーマンでも例外なく未来の悪魔は公安の地下に閉じ込められるほど強力な悪魔であるとされています。

戦闘では、この能力を駆使することにより、敵の行動を先読みすることで攻撃を回避できるだけでなく、普通では予想できないような不意打ちに気づくことも可能です。

作中では、未来の悪魔と契約した早川アキも、この能力で大勢の刺客たちを速攻で切り倒しただけでなく、一緒にいる天使の悪魔に羽を使わせることで、隠れていた男からの銃撃を防止できました。

未来の悪魔の契約条件と代償

未来の悪魔はほとんどの場合、契約者に「五感の大半」や「残りの寿命の半分」など重い代償を要求しますが、早川アキの人生の悲惨な結末を知り、それを見るために破格の条件で契約しました。

つまり早川アキは「数秒先の未来を見る力」と引き換えに未来の悪魔を右目に住まわすこと「自身の最悪の結末を見せること」を約束することで契約を結ぶことが出来ました。

なぜ早川アキと契約したのか?契約の条件とは?

未来の悪魔は、出会ったばかりの時点でストレートに自分との契約を要求してきた早川アキに対して、始めは「過去最悪」と不快感を抱いていました。

しかし、彼が最悪の死に方をすることを知って喜び、その死に際をみるため、右目に住むことを条件に契約を結びました。

未来の悪魔はこれまで、自分の気に入った人間としか契約を交わしてきませんでした。

彼自身における“気に入る基準”とは、気に入った人間そのものと言うよりは「その人間が、どれ程の不幸かつ最悪な結末を迎えるのか?」ということです。

未来の悪魔にとって早川アキの“最悪な死に方”とは?(※ネタバレ注意)

日本に襲来してきた銃の悪魔とマキマ(支配の悪魔)の激戦に巻き込まれて死亡した早川アキがマキマの策略により”銃の魔人”にされてしまった上、これまで必死に守り続けてきた人間たちをアキ自身が無差別に殺戮した挙句、デンジ(チェンソーマン)の手で殺されてしまいました。

未来の悪魔「ふふふ、早川アキ・・・お前は“最悪な死に方”をしただろう、チェンソーの少年にとってね...」

あまりにも悲惨な結末を迎えて死亡した早川アキやデンジの姿を、未来の悪魔は電柱の上で眺めながら楽しんでいました。

未来の悪魔がアキとの契約時に告げた”最悪な死に方”とは、実はアキにとってではなく「デンジにとって最悪な死に方」だったのです。

デンジもアキのことを完全に”兄のような存在”として接するようになり始めていた矢先、やむを得ない状況とはいえ、自身の手で兄(アキ)を殺してしまったことに変わりありません。

この事件がデンジに対して大きなトラウマを植えつけてしまい、残されたデンジは何を食べても飲み込めずに吐き出してしまう状態になりました。

確かに未来の悪魔が予言した通りに”最悪な死に方”が実現されたものの、アキに契約したばかりの時は「誰が〜」とまでは言っていませんでした。

おそらく未来の悪魔は無残な形での結末まで予知できていたのでしょうが、契約の時点で言わなかったのは、自分が見たい未来をアキやデンジ達の手で変えられてしまうことを恐れていたからのようにも思えます。

まとめ

早川アキの本来の強さがあってこその能力だったことを見ると、未来の悪魔の能力は契約を交わす人間がその能力をどれだけ活かせるかにかかっています。

今後のストーリーでも未来の悪魔と契約する人物は、未来の悪魔の性格やその契約条件を考慮すると、「自分が悲惨な死に方や結末を迎える」可能性が非常に高いと見て良いでしょう。

アニメでの登場はまだまだ先だと思いますが、どのように描かれるのか?声優が誰なのか?も気になるところですね。

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