「チェンソーマン」のなかでも、見た目のインパクトが強い適役というと、サムライソードを思い浮かべる人もいるでしょう。
軍帽に長い黒コート、そして顔や腕から飛び出た刀の数々。1度見たら忘れられません。
見た目がかっこいいこともあり、かなり人気があります。
ですが、彼は一体何者なんでしょうか?気になる人もいるでしょう。
ここでは、サムライソードのプロフィールや元ネタ、更には今後の展開まで詳しく解説します。
目次
サムライソードのプロフィール
名前 | サムライソード(本名不明) |
生年月日・年齢 | 不明(おそらく中年くらい) |
身長 | 不明 |
特徴 | もみあげ |
契約している悪魔 | おそらく“刀の悪魔” |
好きなもの | 爺ちゃん |
嫌いなもの | デンジ(チェンソーマン) |
声優(キャラクターボイス) | 生年月日・年齢 |
サムライソードのプロフィールについては、詳細は不明です。
年齢や生年月日などは発表されていません。
容姿を見る限り、中年男性のようにも見えます。
ですが、詰め襟の制服を愛用しているため高校生もしくは大学生ではないかと推測できます。
何もかも謎めいたサムライソードですが、わかっている事もあります。
それは、祖父(爺ちゃん)の事がとても好きだったという事です。
サムライソードの正体
サムライソードの正体は、デンジを借金地獄へと突き落としたヤクザの孫です。
名前も一切明かされておらず、周囲からは「若」と呼ばれていました。
祖父が大好きだったサムライソードは、祖父を死に追いやったデンジに強い恨みを持っていました。
それは、かつてゾンビとなったサムライソードの祖父をデンジが倒した事です。
祖父がゾンビになっていた事を知らなかったサムライソードとしては、デンジがただ祖父を殺したと思い込んていたのです。
執拗にデンジを追い詰めたのは、祖父への復讐と謝罪を求めるものでした。
サムライソードは、最初から刀の悪魔だったわけではありません。
緑の悪魔と契約した沢渡アカネによって、悪魔の心臓を移植されたのです。
なぜ、沢渡アカネがサムライソードを誕生させたのかは謎ですが、おそらくデンジへの復讐のためにサムライソードが自ら望んだ事だと推測できます。
一見すると、互いに仲間だという事は意識していないように感じた沢渡アカネとサムライソードですが、逃げるための算段をするなどそこには絆はあったようです。
サムライソードの能力
刀の悪魔の心臓を移植されたサムライソードは、左手の小刀を抜く事で体を変化させられます。
顔や腕から伸びた長い刀を使った居合抜きスタイルは、あっという間に相手を真っ二つにしてしまいます。
デンジやアキ、更にはパワーでさえサムライソードの速さにはついていけませんでした。
1度は、アキの能力によって敗北しますが沢渡アカネによって復活。
そして、本気の速さでアキを斬りつけました。
サムライソードの特徴
顔の特徴は、顔の半分上の額から刀が飛びてていて、顔の下は歯がむき出しになっています。
見た目は、全身黒ずくめで旧日本将軍校のような軍服ロングコートに包んでおり武器の日本刀とも相性がよくスタイリッシュな格好をしています。
サムライソードの性格ですが非道な性格です。常に自分を正当化する独裁者です。
自分の目的のためだったら、たとえ味方を巻き込んでも構わないと考えています。
サムライソードの元ネタはクロエネン
サムライソードの元ネタとなったのは、映画「ヘルボーイ」シリーズに登場する“クロエネン”と言われています。
ナチスの将校という設定のクロエネンは、軍服に長いコートを羽織っていてスラッとしています。更には、両腕に仕込まれた刀がそっくりです。
シルエットだけ見たら、どちらがどちらなのかわかりません。
そして、不死身であるというのもよく似ています。
サムライソードは、たとえ傷を負っても、血を浴びる事によって元に戻ります。
そして、クロエネンは当初こそ不死身ではありませんでしたが、後に不死身となるためこの点も酷似しています。
どちらも、作品に強烈なインパクトを残すキャラクターでした。
サムライソードの戦闘シーン
サムライソードの最初の戦闘シーンは、公安襲撃編です。
デビルハンター達が襲撃された現場に、たまたま居合わせたデンジとアキの前にその姿を現したのです。
大きな刀で攻撃してくるサムライソードに、デンジとアキもなすすべなく追い詰められていきます。ちなみにパワーは逃げます。
その戦闘シーンの特徴は、かなり渋いものです。
腰を低く落として、一気に相手へと斬りかかっていく姿は、華やかさはありませんが圧倒的な強さは感じます。
チェンソーマンとサムライソードはビジュアルは似てるけど、どこか対照的でこの二人が同じ画面に写り戦ったときはテンションが上がりましたね。
チェンソーマンという作品の中でも特に盛り上がるシーンであることは間違いないです。
サムライソードは最後はどうなった?今後は?
ヤクザビル編で、サムライソードはデンジに負けました。
当初は、サムライソードに手も足も出なかったデンジですが、その後は最強のデビルハンター・岸辺の元で厳しい修行を受けました。
そこで、実力を上達させたデンジは両腕を切り落とされた状態で、脚からチェンソーを出せるようになったのです。その事を知らなかったサムライソードは、体を切断され倒されます。
人間の姿に戻ったサムライソードは、デンジとアキから姫野を殺害した報復を受ける事となります。
デンジが提案したある大会に参加させられる事になったのです。
それは、デンジとアキによって急所を蹴られるというものでした。
サムライソードが姫野を弾で撃ったため、報復にはタマを撃たれるべきという理屈で決まったものです。
サムライソードに大きな悲鳴をあげさせられた方の勝ちという、とんでもないルールの元、何度もデンジとアキに急所を蹴られたサムライソードは、警察がくるまで悲鳴を上げ続けました。
その後警察に連行されていったサムライソード。
捕まったサムライソードは、もはや無事ではあるまいと誰もが予測した事でしょう。
ですが、彼は思わぬ形で復活しました。
マキマが結成した「公安対魔特異5課」の所属となったのです。
それまで着ていた詰め襟ではなく、スーツに見を包んだスタイリッシュになった印象です。
ですが、軍帽だけはそのままのため名残は残っています。
マキマの能力によって洗脳されているため、その言動はこれまでの雰囲気とはかなり変わっています。
理性を失った完全なチェンソーマンのデンジと再び戦闘した時には、実力に差がありすぎてあっという間にデンジに破れたサムライソード。
最後は、デンジによって首を斬り落とされてしまい最後を迎えたかのように見えました。
ですが、はっきりとサムライソードが死亡したというシーンはどこにもありません。
そのため、今後もサムライソードが登場する可能性はかなり高いです。
まとめ
まだまだ謎が多いサムライソードですが、漆黒の軍服ロングコートの外見で登場し見ている人に強烈なインパクトを与えました。
最初は、デンジもアキも刃が立たず、姫野先輩も幽霊の悪魔の能力を使い果たしその代償として肉体が消滅してしまいました。
ですが、その圧倒的な強さの裏側には祖父への気持ちがありました。
全く正当性はありませんが彼にとって、祖父は誰よりも大切な存在だったのでしょう。
チェンソーマンによって敗北したサムライソードですが、再びその姿を見たいと待ち望んでいるファンは大勢います。
・サムライソードの能力や特徴
・サムライソードの元となったキャラクター(元ネタ)
・サムライソードは最後どうなるのか...?