シャンクスの正体は天竜人?目的は?ルフィの味方それとも敵?【ワンピース】

出典:https://one-piece.com/character/Shanks/index.html

漫画『ONE PIECE』で、ルフィに麦わら帽子を預けた物語の重要人物である四皇の赤髪のシャンクス。

物語終盤に入ってもルフィと会うことなく、描写の少ない謎多き重要人物です。

今回は赤髪のシャンクスの正体は天竜人なのか、そして目的やルフィの味方・敵どちらなのか考察していきます。

※漫画105巻現在の情報を元に考察していきます。

シャンクスの正体の天竜人説

シャンクスが天竜人なのではないかと話題になった原因は、シャンクスが五老星と面会していたシーンです。

これは漫画90巻907話”嘘の玉座”の終わりに描かれました。

天竜人の最高位で世界政府の最高権力である五老星と面会し政治について話をするという、とても一海賊が行えることではありません。

そのため、シャンクスが天竜人だからこの面会が実現できたのではと話題になりました。

なぜシャンクスが五老星に面会できたのか、考えられる理由を考察していきます。

考えられる理由①:四皇ながら海賊として一般人に危害を加えていないから

1つ目の考えられる理由は、シャンクスが一般人に危害を加えることが少ない海賊であることです。

同じ四皇のカイドウやビッグマムは一般人に危害を加えることに全く抵抗がなく、危険視されています。

比較すると危険性が少ないシャンクスは、海賊の中でも世界政府から見て交渉や話し合いの余地がある可能性があります。

また、白ひげ海賊団と海軍が戦った頂上決戦でも、シャンクスは両者の仲介を行って戦争を終結させました。

一般人に危害を加えるどころか、平和の使者のような行動を取っています。

そのため、海賊ながら日頃から世界政府と協議や交渉していたという可能性があります。

考えられる理由②:シャンクスが天竜人だから

次に考えられるのは話題になった通り、シャンクスが天竜人だから面会できたという可能性です。

シャンクスの出自は映画『FILM RED』でフィガーランド家だと示唆されており、五老星からも言及のあった血筋でした。

そのため、シャンクスが天竜人の中でも重要な家柄の人物で、だからこそ海賊であっても五老星と面会できたという説です。

しかし、シャンクスは政府が護送していたゴムゴムの実を奪取や、ワノ国を襲おうとした緑牛の撃退など、世界政府や海軍に対し明確に敵対的な行動を取っています。

そのため、仮にシャンクスが天竜人であったとしても世界政府の側の人間である可能性は極めて低いと言えるでしょう。

考えられる理由③:面会したのはシャンクスの兄弟だった

3つ目の考えられる理由として、シャンクスの兄弟・親戚といった別人であったという可能性です。

五老星と面会したと思われたシャンクスですが、フードに覆われて横顔(向かって左側)しか見ることはできず本当にシャンクスなのかは確定していません。

特にシャンクスの特徴である左目の3つの切り傷も見えない角度であったため、シャンクスではないという「匂わせ」であったと解釈することもできます。

前述の通り、シャンクスが天竜人のフィガーランド家の血筋であるとすれば、その家系の人物がマリージョアに天竜人として存在しても不思議ではありません。

その人物が世界会議の際に五老星と面会していたのかもしれません。

本当にシャンクスは天竜人?

シャンクスの天竜人説が話題になったところですが、天竜人ではない可能性についても考えてみます。

まずシャンクスの経歴として重要なのは海賊王・ゴールドロジャーの船員だったことです。

38年前に起きたロジャー&ガープ対ロックス海賊団が戦ったゴッドバレー事件で、ロジャーたちが奪った宝の中に紛れていた赤ん坊のシャンクスが拾われたのでした。

この戦いは天竜人とその奴隷を守るためにロジャーとガープが手を組み戦ったものなので、そこで拾われたシャンクスが天竜人の可能性は五分五分であると言えます。

また、45巻434話でシャンクスが白ひげに故郷の酒を渡した際に西の海(ウエストブルー)の酒であったことから、シャンクスの出身は西の海であることがわかっています。

天竜人は聖地マリージョアに住んでいることから、シャンクスの出身が西の海なら天竜人ではない根拠になりうる話です。

シャンクスの目的は?

また、シャンクスの目的について考えてみます。

直近の104巻1054話で「そろそろ奪り(とり)に行こうか ワンピース(ひとつなぎの大秘宝)」と発言しており、ワンピースを狙っていることが確認できました。

海賊王ゴールド・ロジャーにこの世のすべてと言わしめた”ひとつなぎの大秘宝”ですので、海賊であるシャンクスなら狙うのも当然の話です。

しかし、このセリフで気になるのは「取りに行く」のではなく「奪りに行く」と発言している箇所です。

まるで自らの力で”ひとつなぎの大秘宝”を取得するのではなく、他の誰かが手に入れた”ひとつなぎの大秘宝”を奪いに行くと宣言しているように聞こえます。

シャンクスはルフィの味方?敵?

この「奪いに行く」というのが間違いなければ、ルフィが”ひとつなぎの大秘宝”を手に入れ海賊王になった時に奪いに行くという可能性が浮上します。

というのも、ルフィはワノ国編でズニーシャにジョイボーイが帰って来たと言わしめた人物です。

ジョイボーイは空白の100年に生き魚人島との約束を破ったことの謝罪文をポーネグリフに残し、ラフテルに”ひとつなぎの大秘宝”を残した張本人です。

つまり、最後の島ラフテルにたどり着きワンピースを手に入れることはルフィにしか実現できず、それを手に入れた時にシャンクスは奪いに行くと宣言したと推測できます。

シャンクスはルフィに麦わら帽子を預け立派な海賊になった後に再会を約束した、いわば恩師のような存在ですが、だからこそ最後の敵としてはふさわしい存在と言えるでしょう。

シャンクスの正体についてのまとめ

今回はシャンクスは天竜人なのか、その正体について考察しました。

シャンクスの天竜人説は五老星との面会から発生した一説ですが、面会したのが本当にシャンクスなのかわからず、シャンクスの出身も天竜人ではない根拠になりうるため、天竜人かどうかまだ確定していません。

シャンクスのこれまでの行動を見ても世界政府や海軍と敵対しており、天竜人だったとしても世界政府側の人間ではないと言えるでしょう。

また、シャンクスの”ひとつなぎの大秘宝”を奪りに行くという発言から、ルフィの最後の敵として登場する可能性も考えられました。

まだまだ謎の多いシャンクスについてどう描かれるのか、今後も漫画『ONE PIECE』から目が離せませんね。

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