「アーニャめちゃくちゃ可愛い〜。でもどんな過去があるんだろう・・・?」
「アーニャは超能力者だけど、どんな実験でエスパーになったんだろう・・・?」
「故郷はどこで、母親はどんな人なんだろう・・・?」
アーニャの正体は人の心を読むことができる超能力者ということは冒頭で明かされていますが、それでもまだまだ多くの謎に包まれています。
筆者も作品も観ていて、「これって今後のストーリーに関わってくる伏線かな?」と思うところがあったので、アーニャの基本プロフィールや超能力について。また伏線部分についても考察していきます。
目次
アーニャのプロフィール
引用元:『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』アニメ公式 Twitter
名前 | アーニャ・フォージャー |
年齢 | 4〜5歳(自称6歳ということにして小学校に通わせている) |
身長 | 99.5cm |
能力 | 他者の心を読むことができる超能力を持つ |
性格 | 天真爛漫、好奇心旺盛 |
口癖 | うぃ(返事するとき)、わくわく(心の中で) |
お気に入りのもの | きめらさん、ぴーなつ、すぱいあにめ、せいふく、ぺんぎん、おしろ、ちち(うそつき)、はは(やばん)、ベッキー(おじょうさま) |
嫌いなもの | 勉強、ニンジン |
現時点わかっていることをプロフィール表にまとめてみました。
アーニャはとにかく好奇心旺盛で興味を持ったことには心の中で「わくわく」といってしまうほど元気で活発な女の子です。
最初にロイド(黄昏)にあったときは、心を読みクロスワードパズルを解いたりして賢いふりをしますが、実際のところは勉強が大嫌いで成績もあまり良くありません。
あと結構ドジだったりします。
そんなおっちょこちょいなところが、アーニャの魅力でもあり「スパイファミリー」ファンからも「アーニャかわいすぎるー!」という声がたくさん上がっています。
実際に筆者もスパイファミリーを観ているのはとにかくアーニャが可愛すぎるからというのが理由の1つです。
「スパイファミリー」は個性的なキャラがたくさん登場して、ストーリーももちろん面白いですが、アーニャの可愛らしさがより作品の面白さを引き立てているのでしょう。
アーニャは人の心を読める超能力者
引用元:https://books.rakuten.co.jp/e-book/article/2020/04/spyfamily/
アーニャは過去に大人たちに実験されたことによって「人の心を読むことができる超能力」を使えるようになりました。
いわゆる『読心術』というやつですね。
なので、父であるロイド〈黄昏〉の正体がスパイであること、母であるヨル〈いばら姫〉が殺し屋であることを知っています。
二人の正体を知っていても、アーニャはロイドとヨルのことを本当に両親のように慕っています。
ですが、ロイドとヨルはアーニャが超能力を持っていることは知らず、普通の子供だと思っているため、どのタイミングでロイドとヨルが知るのかも見ものですね。
アーニャの超能力の弱点について
アーニャは人の心を読める超能力を持っていますが決して万能ではなく、弱点も存在します。
弱点は大きく分けて2つあります。
特に2つ目はかなり致命的な弱点になります。
人が多いところでは体調を悪くする
アーニャの超能力は一人だけではなく、複数の心の声を読むことができますがそれゆえに大勢の人がいるところで超能力を使うとたくさんの人の心の声を拾ってしまい、クラクラしたり鼻血を出したりして体調を悪くしてしまいます。
いろいろな人の声が一気に頭の中に流れ込んでくるようなものなので、脳に膨大な負荷がかかってしまうのです。
月に1度訪れる新月の日は超能力が使えなくなる。
アーニャは月に1度訪れる新月の日、超能力が使えなくなります。
つまり人の心を聞くことができなくなってしまうのです。
これはアーニャの最大の弱点といっていいでしょう。
新月というは地球から見て月が見えていない状態のことですね。
ちょうど新月の日、アーニャは中間テストを控えていました。
超能力で人の心を読み、回答をカンニングしてテストを乗り越えようとしましたが
新月の日は超能力が使えないということを思い出してすごく焦っている様子でした。
でもその焦っているアーニャも可愛かったです・・・
ちなみに、中間テストの結果は228人中、213位で下から数えて15番目という絶望的な順位でしたが赤点だけは何とか回避しました。
普段から成績が良くないアーニャが赤点を取り続けてしまったら最悪「雷(トニト)」を取ってしまい落第する可能性もあるのでかなり危なかったですね。
アーニャを超能力者にしたと思われる研究者たちは、超能力が使えないこの現象を「えくりぷす」となずけました。
えくりぷすはギリシャ語で「姿を消す・力を失う」という意味だそうです。
「月と超能力がどのように関係しているのか?」「なぜ新月の日は超能力が使えないのか?」は現時点謎で原因はわかっていませんが、今後ストーリーが進むにつれて徐々に明かされるようになるかもしれませんね。
アーニャの正体は『被験者007』
アーニャの正体は「被験体007」で組織からそう呼ばれていたそうです。
無理やり勉強をさせられ、束縛されることに嫌気がさして施設から逃げ出しました。
アーニャは自分は超能力者だということを誰にも明かすことなくずっと隠しています。
ロイドはアーニャのことを普通の孤児だと思い、ヨルはアーニャのことをロイドの実の子供だと思っているためまさか人の心を読むことができる特別な超能力を持った子供だなんて予想すらしません。
隠している理由としては、自分が超能力を持っていることがバレたら気味悪がられてまた捨てられてしまう。最悪、組織に狙われる可能性がある。
と子供ながら察しているのでしょう。
かりそめの家族でもアーニャにとってロイドとヨルは本当の「父と母」のような大切な存在なんだと思います。
アーニャ以外にも被験者がいる可能性もありえる。
アーニャの能力は“実験のよって偶然生み出された”こと、そして「007」という数字から考えてほかに被験者がいる可能性も考えられます。
アーニャが「被験者007」なので、「被験者001~006」もいて、今後敵として登場し対決するという展開もあるかもしれませんね。
実際、後にペットして飼うことになる犬の「ボンド」も未来を予知する超能力を持っていました。
ちなみに、ボンドは『プロジェクト“アップル”』の被験体です。
『プロジェクト“アップル”』の目的は、軍事目的のためにIQの高い動物を生みだすための研究といわれています。
もしかしたら、アーニャも同じ組織に人体実験をさせられてのかもしれません。
『プロジェクト“アップル”』と超能力者を生み出した謎の組織。
そしてまだ存在すると確定したわけではありませんが「アーニャ(被験者007)」以外の被験者たち。
これらは「スパイファミリー」でもかなり重要と思われ今後の話に深くかかわってきそうです。
アーニャの過去について。伏線から故郷を考察
アーニャの過去についてですが、ほとんどわかっていません。
アーニャを超能力者にした組織についてや、正確な年齢、両親についても不明です。
わかっていることといえば、4回里子に出されては戻され、施設を2回ほど移されたことぐらいです。
アーニャはドジで決してあまり頭がいいというわけではありませんが、人に損害を与えるような悪い子ではありません。
むしろこんなに可愛くて、気遣いができる優しい子はなかなかいないのではないかと思うくらいです。
名門イーデン校の入学試験で、折から猛牛をヨルが軽々と倒した時も怯えていた牛に優しく言葉をかけてあげるくらい優しい子です。
テストのときは、自分の周りにいた生徒も答えがわからず心の声を読んで意味がなかったというのもありますが、その際はロイドと勉強したことを思い出して超能力者に頼らず自分の力で乗り切ったこともあります。
なのに4回どこかの家族に迎え入れられては、厄介払いされまた施設に戻されるっていったい何をしでかしたのでしょうか?
ロイドと会った際も、施設の人は「うちで一番賢い。でも気味悪いから早く引き取ってくれ」的なことを言っていました。
まだまだ分からないことが多いですが、これは伏線なのではないか?と断片的に思うところがあったのでそこについても考察していきます。
得意科目は古語。故郷でも古語を使っていた?
アーニャは勉強は不得意で10点や20点、それ以下の点数を当たり前のように取ってしまうくらい成績が悪いですが、唯一そこそこの点数をとれているのが古語のテストです。
テストの点数は41点であまり良い点数ではないと思いきや、ロイドがいうにスペルミスさえなければ、かなり高得点だったとのこと...
他の点数が壊滅的なのに、古語のテストだけずば抜けていいのはちょっと違和感がありますよね・・・?
勉強嫌いのアーニャが、古語だけめちゃくちゃ勉強したとは考えにくいですし、仮に超能力で心を読んで答えをカンニングしたならスペルミスは起こさないのではないでしょうか?
このことを考慮するともしかしたら、アーニャの故郷では古語を日常的に使っていた可能性があります。
アーニャの年齢は4歳~5歳くらいです。正直、字も汚いです...
なのであまり文字を書くことに慣れておらず、古語のテストでスペルミスをしてしまったという線が濃厚かもしれません。
アーニャの母親はどんな人物なのか?
アーニャの本当の母親についてはまだ詳しく明かされていませんが、母親のことを覚えていそうな場面はありましたね。
それは、父・ロイドと母・ヨルとアーニャの3人で入学のための面接に行ったときです。
面接菅の1人であるマードック・スワンは、自分が過去に妻から離婚を突き付けられたことを根に持ち面接に来た夫婦に対して、悪態をつくような質問ばかりしていました。
アーニャは「お父さんとお母さんに点数をつけるとしたら何点かな?」と聞かれたとき、かりそめの家族にも拘わらず
「100点満点です。父も母も面白くて大好きです。ずっと一緒がいいです。」と本心から言っていました。
これには、スパイであるロイドも胸を打たれたような様子でしたね。
ここでいじわるな面接官・マードック・スワンはアーニャの心をえぐるような質問をします。
それは「今のママと、前のママ、どっちが高得点だ。」という質問です。
アーニャはこの質問に「ママ・・・」とつぶやき涙を流してしまいました。
きっと本当の母親のことを思い出してしまったためでしょう。
泣いてしまったことや母親についての真相はまだわかりませんが、少なくともアーニャは本当の母親のことを覚えていることは確かです。
ですが、それはいい思い出なのか、それともあまりあまり思いだしたくなかったことなのか、はわかりません。
どの漫画にも必ずと言っていいほど過去編があるのでアーニャの実の母親や超能力者になった経緯なども徐々に明かされるとは思いますが、アーニャの母親はとても優しい人だったと信じたいですね。
アーニャとダミアンの関係性は?
アーニャの同級生にダミアンという男の子がいます。
常に取り巻きが2人いて、ハリーポッターに登場するマルフォイを連想させるような子です。
ダミアンはアーニャのことを貧乏呼ばわりして、度々いたずらを仕掛けてきますが、最初は我慢していたアーニャもついに堪忍袋の緒が切れ、ダミアンのことをグーで殴り飛ばしてしまいました。
女子にグーで殴られることなんてそうそうないですよね・・・
殴られて以来、ダミアンはアーニャのことになると顔が赤くなってしまうほど異性として意識するようになります。
ダミアンはプライドが高くて人を見下しがちですが、実力や実績が正当であれば、悔しがりながらも内心では認められる男らしさをもっています。
そのためアーニャが人助けをして学年で初めてステラを取った時も心の中では素直に認めていました。
(※ステラとは、学校側からいい評価を得られるともらえる特別なバッチのこと)
ですが、やはりアーニャを目の前にするとどうしても照れてしまい小ばかにするような態度をとるためアーニャからはあまり良く思われていません。
普通に「じなん(ダミアンのこと)クソ野郎」とかいいます。
ダミアンの父親はロイドの計画の重要人物であるため家族ぐるみで接触をはかるため仕方なく友達として距離を縮めようとしているというところです。
アーニャとダミアンは恋愛関係になるのか?
アーニャのとダミアンが恋愛関係になる可能性ですが今のところは考えられないですね。
でもくっついたらそれはそれで面白いなって思います。
実際Twitterでも「#ダミアニャ」でトレンドになったことがあってアーニャとダミアンが大人になったイラストが投稿されかなりバスっていました。
ダミアンは普通に男前ですし、今は子供らしく尖った性格をしていますが根はいい子なので筆者的には普通にお似合いのカップルだと思いますね。
可愛らしいアーニャを演じる声優は『種崎敦美さん』
引用元:https://times.abema.tv/articles/-/10014998
スパイファミリーがここまで人気となったのはアーニャの可愛らしさが理由の1つでもあります。
そしてその可愛らしいアーニャの声を担当するのが『種崎敦美さん』です。
ネットの声を見ると
「こんなにハマった声優に出会ったのははじめて・・・」
「アーニャの声は種崎以外ありえない・・・」
「アーニャの声優さんまじで神。もう一度言う、神!」
「アーニャの声優さんすごい表現力だな!」
これらの賞賛の声はほんの一部で、アーニャを演じる種崎さんの圧倒的な演技力に魅了された人はたくさんいるようです。
アーニャを演じる『種崎敦美さん』の代表作
種崎さんの代表作は
・鬼滅の刃『雛鶴(ひなつる)』
・魔法使いの嫁『羽鳥智世』
・この音とまれ!『凰月さとわ』
・ドラゴンクエスト ダイの冒険『ダイ』
・響け!ユーフォニアム『鎧塚みぞれ』
などがあげられます。
クールな役から、キュートな役、さらには男の子役まで演じられるほど幅広い声質と演技力を持っているので
「っえ!! このキャラの声、種崎さんがやってるのー!!」
「アーニャとあのキャラ、同じ人の声なのー!」
と驚いた人もいると思います。
元々大人気声優でしたが、スパイファミリーでさらに名前と実力が上がったのでアーニャはもちろん、今後の声優活動にも注目ですね!
最後にアーニャについてのまとめ
アーニャの正体や超能力とその弱点について、過去のについての考察などもまとめてみました。
アーニャはある謎の組織の実験によって、偶然他人の心読む超能力を得ました。
人込みが多いところだとたくさんの人の声が頭に流れ込んできてしまい体調を悪くしたり
新月の日は全く超能力が使えないなど致命的な弱点は多々あります。
でも基本的には人に害を与えたりはせずロイドの任務のため、そして今の家族を守るため、自分が超能力者だとバレないように気を付けながらひっそり奮闘します。
あまり成績はよくなく、ドジなところもありますがそんなところがアーニャの魅力でありますよね。
これもアーニャの演じる種崎さんの声がハマりすぎていること。
そして可愛らしさを引き出す抜群の演技力と表現力があってこそでしょう。
アーニャの故郷や母親についても考察しましたが、まだわからないこともたくさんあります。
今後どのようにアーニャの過去について詳しく明かされていくのか?
アーニャはロイドがスパイであること、ヨルが殺し屋であることを知っていますが、ロイドとヨルがお互いに素性を知るときが来るのか?
アーニャが超能力を持つ子供だということをどのタイミングでバレるのか?
楽しみな展開がたくさんありますね。